LIXIL(東京都千代田区)は5月1日、住みながら最短2時間で窓リフォームができる外窓交換用部材の施工性を向上した「リフレムⅡ」を発売する。
「カンタン採寸」「カンタン施工」「シンプル部材」をコンセプトに、施工手間を大幅に軽減できるというもの。
外壁を切らずに既存サッシ枠の上から専用部材「カバーモール」をかぶせるだけのカバー工法に対応。1窓あたり約2時間でリフォームが完了し、窓の断熱・気密・防露・防音性能を高めることができる。
既存サッシの形状に左右されず、既設窓枠に追加木枠を取り付けるだけのため、どの現場でも同様の部材や施工方法で対応可能。施工工程は従来の約20工程から7工程に、現場調整・施工マニュアルは従来の137ページから48ページへと簡略化した。
また、カバーモールで対応できない現場向けには、外壁をカットして古い窓をはずし、モルタルで埋め直す代わりに新しい窓とモールを取り付ける「壁カットモール」を提案。工事は1窓あたり1日で完了できるという。
参考価格はカバーモールが13万3600円(新設窓「サーモスⅡ-H」引き違い窓[特注]W1584xH1037)、壁カットモールが9万4600円(新設窓「サーモスⅡ-H」引き違い窓[規格品]W1690xH1170)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。