神奈川県住宅供給公社は、少子高齢化が進む団地の再生に向けた取り組みとして、横浜市旭区若葉台団地商店街ショッピングタウンわかば内に「仕事(職)」と「食」を切り口とした拠点を4月22日に開設する。住民の交流を促し、域内の活性化を図っていく。
拠点の名称は「コミュニティ・オフィス&ダイニング春(Haru)」。各種情報発信や地域課題に関する取組みを支援する場とし、高齢者や若者、団地住民と協働し、ソーシャル・コミュニティビジネスの創出を狙う。
また、ダイニングとしては、健康増進に留意したメニューを提供していく。県内産自然野菜の活用に関する情報発信や定期的な料理教室の開催などで食を通した健康増進の取り組みを進めていく。
同地区の高齢化率は約36.5%(2013年9月時点)と、神奈川県全体の22.4%(13年10月時点)に比べ15ポイント高い。
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