ハイアス・アンド・カンパニー(東京都港区)と地域工務店のアンビエントホーム(香川県高松市)は4月、戸建て断熱リフォーム事業「ハウス・イン・ハウス」の運営を始める。両社の共同事業の第1弾は、アトリエ建築家とつくる高気密・高断熱住宅「R+house」ネットワークで、約170社が加盟。今回の新事業は第2弾となる。
ハウス・イン・ハウスは「非破壊、短工期、価格明示」をコンセプトにした断熱リフォームネットワーク。将来のリサイクルに対応できるよう接着剤不使用の断熱パネルを採用、家を壊さないため仮住まいや引っ越しが不要という。
先行して高断熱・高気密の施工に精通するR+houseネットワーク会員を対象に30社を募集、10月から一般公募を行う。初期会員とともに断熱リフォーム事業のノウハウを確立し、消費者向け訴求ツールを開発する。
今年3月にアンビエントホームが行ったハウス・イン・ハウスの完成現場見学会では、3万部のポスティング・チラシ配布・DMに対し38組を集客。リフォーム案件とともに、2棟の高性能新築住宅への建て替え受注があったという。
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