東芝(東京都港区)と東芝ライテック(神奈川県横須賀市)は4月、定置式家庭用蓄電システム「eneGoon(エネグーン)」の最新モデルとして蓄電容量4.4kWhと6.6kWhの2機種を順次発売する。
1万回の充放電後でも約90%の容量を維持する東芝製リチウムイオン二次電池SCiBを搭載し、充電しながら電気製品を同時に使用できる系統連系蓄電システム。ライフスタイルに応じて、「経済おまかせ」「環境おまかせ」「ピーク抑制」「停電準備」の4つの運転モードを設定。6.6kWhモデルの場合、停電時でも冷蔵庫や照明などを約12時間利用できる。
また、従来品よりもサイズ・重量をコンパクト化。6.6kWhモデルは約2割の小型・軽量化を実現し、設置性を改善した。
コントローラには通信用アダプタを内蔵しており、同社製HEMSに接続することでスマートフォンで運転状況や充電量の確認が可能。
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