アネシス(熊本市、加藤龍也代表取締役)は、4月より販売する分譲住宅にホームリサーチ(愛知県東海市、久吉崇敬代表取締役)による検査を導入すると発表した。
検査は、着工から完成まで、最低10回の現場検査と700カ所の検査項目の撮影などを行うホームリサーチの検査でも最高ランクのもの。施工途中でもウェブで内容が確認できる。第三者検査によって、欠陥や手抜き工事を排除し購入者の不安に対処し差別化をねらう。ホームリサーチによると、分譲住宅にこうした第三者検査を導入するのはあまり例のない取り組みという。
同社では今までも自治体などの検査を取り入れてきたが、昨今の事情を考慮しより厳格な検査が必要と判断、ホームリサーチによる検査導入を決めたという。同社担当者は、「当社の住宅に自信があるということを知ってもらい、お客様の不安を取り除くことができたら」と話した。
同社の主要事業である分譲事業は、今後基本的には検査とセットで販売していく。年間50棟、受注15億円が目標。
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