国土交通省は3月31日、2月の新設住宅着工戸数を発表した。総戸数は、前年同月比9.3%減の5万6527戸と、15ヵ月連続で前年を下回った。季節調整後の年率換算値は79万4000戸と再び80万戸を割った。依然として厳しい状況が続いている。
持家は前年同月比2.9%増の2万867戸と4ヵ月連続の増加、分譲住宅のうち戸建ては23.5%増の8328戸と、2ヵ月連続の増加となった。一方、貸家は8.4%減の2万1671戸で15ヵ月連続の減少、マンションは57.0%減の4619戸と、14ヵ月連続の減少となり、減少傾向が続いている。