パナソニック、加盟工務店通じて高耐震ゼロエネ住宅を発売

　パナソニック（大阪府門真市）エコソリューションズ社は４月１日、独自の耐震工法「テクノストラクチャー」とゼロエネルギーを組み合わせた住宅「スマートエコイエゼロ」を、同社が運営する４００社の工務店組織・パナソニックビルダーズグループ加盟店を通じて発売する。
　
　壁は外張りパネル＋充填断熱（ロックウール１０５ミリ）によるダブル断熱、床はフェノールホーム断熱材１００ミリ、天井は同２００ミリのオリジナル断熱システム「サーモロックシステム」を採用。北海道の省エネルギー基準（Ｑ値：１.６Ｗ／ｍ^２・Ｋ相当）をクリアする高い断熱性能を実現した。
　さらにＰＭ２.５に対応する新換気システム「ココチイーシステム」、太陽光発電システムの電力を蓄える「創蓄連携システム」、エネルギー使用量の見える化とエネルギーの最適利用を可能にするＨＥＭＳの装備により、エネルギー収支ゼロとともに停電時の電気の自給自足を実現する。