日本住宅・木材技術センターは、木造住宅などで引張をうける用途に使われるM12ボルト用の座金として、従来型を強化した仕様を新たに規格化した。
今回規格化された座金は、大きさ60ミリ角の角座金と直径68ミリの丸座金の2種類。いずれも6ミリ厚で中心に直径14ミリの穴があく。
従来規格化されていた座金は、M12ボルト用の40ミリ角×4.5ミリ厚と、M16ボルト用の80ミリ角×9ミリ厚の2種類のみ。このうちM12用の40ミリ角座金は引張力に対して表面積が小さく座金が木材にめり込んでしまう場合があったため新たに強化仕様を追加した。
各金物メーカーではこの規格に応じた座金を順次生産、早ければ今年4月以降にも認定金物として供給される見込み。
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