手仕事のプラットフォームを目指す「わざわ座」は、デザイナーが設計した家具を大工がつくり工務店が提供する「大工の手」プロジェクトをスタートする。
4月18日と19日、東京・青山で発表・説明会を開催する。
「わざわ座」は手仕事の再構築・普及啓発を目的とするゆるやかなネットワーク。デザイナー、工務店、大工などの職人等がデザインやノウハウ、情報を共有する「場」=プラットフォームを目指し設立された。
デザイナーとしては小泉誠氏(Koizumi Studio)が参加しているほか、伊礼智氏(伊礼智設計室)が参加を表明、今後も参加を募る。工務店では相羽建設㈱(東京都東村山市、相羽健太郎社長)が参加、当面事務局を務める。試験運用後、参加工務店を募り、社団法人化する予定。
「わざわ座」の第一弾プロジェクトが「大工の手」。デザイナーが設計した置き家具やキッチン等の図面を参加工務店に提供。家を建てた大工が、図面を元に家の端材や古材などを使って制作。工務店がその家のオーナー(施主)に販売するしくみ。
まず小泉誠氏がテーブルや収納、ベッドなどの図面を提供。生活者がDIYできるミニチェアの図面も用意する。続いて伊礼智氏もキッチン等の図面を提供する予定だ。
工務店向け説明会を4月18日16時30分から、プロダクトの展示会を19日11時〜17時30分(14時から小泉氏のトークショー)に開催する。
場所は共にライトボックススタジオ青山(南青山5・16・7)。事前申し込みは不要。問い合わせは相羽建設(電042・395・4181)。
当日の案内は→こちらからダウンロードできる。
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