住宅FC本部の千金堂(東京都渋谷区)は4月、工務店の独自性・地域性を考慮した「商品開発支援パッケージLEADERS」をボランタリー・チェーン展開で提供する。
工務店が導入することで「大手ハウスメーカーと戦える住宅商品を約10日でつくれる」というもの。
導入にあたり、ヒアリングシートをもとに各工務店の独自データの入力作業を無料でサポート。これにより「システムを購入しても使っていない」という事態が避けられ、10日ほどで自社商品開発が完了する。
作成した住宅商品は、独自の見積りシステムを利用することで顧客のプランごとに約1時間で見積りが完了。さらに新築を受注した際には、工務店の発注単価をベースとした実行予算書と注文書を4時間ほどで作成するシステムも装備した。実行予算に対応した注文書と協力業者からの請求書を利用することで、利益確保と業務負担の軽減が図れるという。
当初1年間は、会員向けサービスを受けられる「リーダーズ・ネット」に無料で入会可能。初期導入研修の無料実施、半年ごとの住宅商品素材の提供、成約率やプレゼン力を向上する全48種の実践講座(一部は有償)などのサポートが受けられる。
導入費用(税別)は初年度180万円、2年目以降3万円/月(入会は任意)。
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