LIXIL(東京都千代田区)は、最上位グレードの洗面化粧台「ルミシス」を4月28日に発売する。リフォーム中心世代の40歳以上の層が重視するカウンター・洗面台のデザインにこだわり、新開発の人造大理石カウンターを採用。高級ホテルや外国の邸宅のイメージを追求した。機能面では、鏡と水栓の機能性や洗面器の清掃性にもこだわった。
同社の調査によると、洗面化粧台の約35%が30万円以上の高額商品を購入。今回のハイグレード商品の投入でニーズを掘り下げられると判断した。
人造大理石カウンターは、同製品の発売に合わせて新たに開発したもの。リアルな天然石柄を再現し、一体成形で継ぎ目がなく掃除がしやすいのが特徴。
水栓金具は、自動と手動の吐水の切り替えが不要で、手洗いなど自動で行う場合と、掃除などの際に長時間水を出す場合の手動操作の際の切り替えが必要がない。同機能は業界初という。
また鏡は、LED照明を上部だけでなく、鏡の両脇にも配置。顔を全体的に明るく照らすことができる仕様とした。
価格はミニマム仕様で(750ベース+1面鏡)で税別23万7000円。
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