パッシブハウス(東京都港区、近藤良一社長)は5月、米国パッシブハウス研究所(以下:PHIUS)認定のパッシブハウス「R邸」の構造躯体見学会を開催する。
神奈川県横浜市のR邸は、米国在住の日本人建築家・岡田早代氏が基本設計を行い、京都芸術大学大学院・芝池英樹准教授の協力により、建築地の気象条件を考慮したもの。同社は企画、設計監理、施工指導を担当する。認定を行うPHIUSでは、日本特有の蒸暑気候に対応した精密な建物の性能評価を求めることが可能という。
R邸は、木造2x6工法採用の2階建てで、地下にRC造の車庫を備える。予測性能値は、年間暖房負荷が15kwh/m2a以下、年間冷房負荷が20kwh/m2a以下、一次エネルギー消費が120kwh/m2a以下、気密性能が0.6/1h(50P加圧・減圧)。
5月9日に建築関係者向けの現場見学会を開催する。申し込みはFAX03−6721−5104またはメールinfo@passive.jpまで。参加費用は5000円。
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