パナソニック(大阪府門真市) エコソリューションズ社は6月2日、小便の飛散汚れを解消するタンクレストイレ「新型アラウーノ」を発売する。
アラウー丿は従来から、便器の素材で汚れをはじくとともに、2種類の泡・水流できれいにする自動洗浄機能を搭載し人気を得てきた。
同社が調査したところ、便器内以外の汚れ—とくに小便の「ハネ・タレ・モレ」を気にする人が多いことが判明。そこで、飛び跳ね汚れを抑制する新機能を装備する最新モデルを開発した。
新型では、従来の自動洗浄機能に小便の飛び跳ね汚れを泡で抑える「ハネガード」を追加。自動洗浄に使う泡「激落ちバブル」を活用し、便座をあげると自動で水位が下がり、泡を投入することで、男性が立って用を足す際のハネを抑制する。
また、便器形状も工夫した。周囲に3ミリの縁の立ち上がりをつけてタレを抑える「タレガード」、便座裏の突起で座り小便時のモレを抑える「モレガード」を装備。さらに、便座の隙間汚れをなくす形状とすることで、掃除の負担を低減する。
低水圧対応や配管部材が充実しており、新築だけでなくリフォームにも対応。便器単体30万円、カウンター付きプラン81万3000円。
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