日本能率協会総合研究所(東京都港区)は、住宅関連会社ではたらく300人を対象に消費税増税後の影響が予想される「住宅ローン」に関するインターネット調査を実施した。調査時期は2014年1月30日〜2月1日。
消費税増税の住宅建築・購入への影響については59.3%が「減ると思う」と回答。一方で「大きな変化はないと思う」が34.7%いた。
今後1年の住宅ローン金利の見通しは「上昇する」(43.3%)、「現状とほとんど変わらない」(44%)に2分。
住宅ローン利用時の金利タイプを聞くと、利用経験があるものでは「変動型」「固定期間選択型」「全期間固定型」が3割前後だったのに対し、希望の金利タイプでは「固定型と変動型のミックス」の割合が大幅に増えた。
住宅ローンを利用する金融機関を選ぶ際に重視することを聞くと、「金利」(87%)がダントツで「保証料」(41.3%)、「繰上返済手数料」(24%)が続いた。
また、社名を伏せて7社の住宅ローン商品を比較してもらったところ、利用してみたい住宅ローン、友人・知人に薦めたい住宅ローン、金利が魅力的な住宅ローンなど全5項目で「住信SBIネット銀行」が1位になった。
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