LIXIL(東京都千代田区)と子会社のアメリカンスタンダード社は、2013年11月に発生した超大型の台風30号(ハイエン)による被害を受けたフィリピンの復興支援のため、ユニセフ・フィリピン事務所に簡易式パン型トイレ「SaTo」を1万基寄付した。
「SaTo」は、英語で「SafeToilet(安全なトイレ)」の略。バングラディシュで屋外トイレが招く病気の軽減に成功していることから、汚水溜めからのハエや臭気の発生を防ぐ排水弁を排水口に取り付けて寄付した。ユニセフ・フィリピン事務所は、地域の下水設備整備前の暫定的な解決策として設置する予定だという。
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