積水化学工業(大阪市北区)住宅カンパニーが、2012年12月までに入居済みの同社のHEMS導入オール電化、太陽光発電搭載住宅を対象に行った調査によると、2013年1月~12月の電力量収支で、家電分込みでゼロエネルギーを達成した住宅の割合は13%だった。前の年の6.5%から6.5ポイント上昇した。家電分を除いたゼロエネルギー評価では、約59%が達成していた。こちらも前の年の37%から大幅に増えていた。
調査の有効母数は1726邸。住宅で使うすべてのエネルギー消費を捕捉できた住宅に限定して分析を行った。
同社は新築住宅について、2016年までに家電分を抜いたゼロエネルギー住宅の標準化、2020年までに家電分を含めたゼロエネルギー住宅の標準化を目標としている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。