コンクリート下地処理のアクアは、タイル施工の大志と協力して、ビル外壁のタイルの剥落防止策として、施工が簡易な新技術「リターダ工法」を開発したと発表した。従来は対応しきれなかった高強度コンクリートや狭い足場などに自在に応えることができる。
新工法は、いわゆる「土間の洗い出し」といわれる技術を応用したもの。植物由来のコンクリート凝結遅延剤を使用し、特別な工具も技術の熟練も必要としないのが特徴だ。
型枠に剥落防止剤(コンクリート凝結遅延材)を塗布し、コンクリートの表面をざらざらにすることで、タイルとの接着力を増やす。
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