地盤保全協会(東京都認証NPO法人申請準備中)は、地盤に関する専門知識を有する人を認定する新しい資格制度を開始する。地盤の設計や地盤災害、地盤改良工事に関する専門的な知識を研修で習得し、試験で一定のレベルが認められたものを「地盤コンシェルジュ」として認定する。
研修では、不同沈下など地盤事故に関する基本的な知識から地盤設計、液状化現象などの地盤災害に関する知識、地盤改良工事に関する知識に加え、地盤の知識を住宅営業に役立てる方法まで学ぶ。試験は30分。80点以上が合格。認定証は地盤保全協会と一般財団法人住宅産業研修財団との連名で発行される。
1回目の研修・試験が4月22日、東京で行われる。参加料は税別2万円。研修会場は新虎ノ門実業会館(東京都港区)。
将来的には、一般生活者向けレベルの資格も設定して、広く普及を図っていく予定。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。