オールかごしま住まいのネットワーク(事務局鹿児島市)は、3月20日、鹿児島県薩摩川市内で「どんどパネル」視察セミナーを開催する。全国から参加者を募集中だ。
「どんとパネル」は、国産の無垢スギ材を接着剤を使わず組み立てた構造パネルで、スギ材の枠にスギ板を斜め張りすることで「吸震性」発揮する。
(財)日本住宅・木材技術センター鹿児島工業技術センターで、規定の破壊実験の結果、壁倍率2.2〜4.8、床倍率2.8〜3.5の耐力評価を得た。
パネルを取り付けるだけで床下地・壁下地・天井下地が完成するのも特徴。
今後、フランチャイズではないしくみで全国に構法の普及を目指す。
当日は、どんとパネル工法の現場を見学した後、セミナーを開催。
「どんとパネル」工法のつくり方・使い方と今後の可能性について解説するほか、新建新聞社社長の三浦祐成が「これからの住宅市場と木の家の新しい提案手法を考える」をテーマに講演する。
「合板を使わず合理的に強い家をつくりたい、国産材をもっと活用したいと考えている方にぜひご参加いただきたい」と事務局は話している。
参加費は3000円(現地集合、現地解散)。
問い合わせは事務局:(株)工務店支援機構風土里舎(ふとりや)
TEL0265-96-725 FAX0265-96-7252 email: [email protected]
案内チラシはこちらからダウンロードできる。
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