東急不動産(東京都渋谷区)このほど、5月下旬に発売予定の東京・品川区のマンション「ブランズシティ品川勝島」における省CO2への取り組みについて公表した。
マンションは、国土交通省の「平成25年度住宅・建築物省CO2先導事業」に採択された「東急グループで取り組む省CO2推進プロジェクト」の導入第1号物件。先進的な省エネ設備を導入して居住者に省エネ行動をうながし、その効果を同グループ内の産学共同研究で検証していく。
「ブランズシティ品川勝島」には先進的な省エネ設備として、マンション向けエネファームを全356戸に導入。さらに、カーシェア用のEV車1台、ハイブリッド車1台、サイクルシェア用の電気自転車9台、太陽光発電+定量型蓄電池+カ―シェア用EV車を連携するマルチパワコンシステム、HEMS、MEMSを設置した。
また、居住者の省エネ行動を促進する取り組みとしては、クラウド型HEMSで使用電力量を見える化するとともに、室内の温湿度・照度を光の色で知らせする装置「エナジーオーブ」を全戸に導入。このほか、専用アプリによって各戸のエネルギー利用状況や省CO2行動で受けられる東急ストアでの買い物優待状況を見える化する。
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