住宅生産団体連合会は、住宅業況調査の10〜12月の集計結果を公表した。それによると、戸建て注文住宅の総受注棟数は、7〜9月に比べマイナス23ポイント、総受注金額はマイナス10ポイントだった。棟数は4四半期ぶりにマイナス、金額は5期連続のマイナスだった。
顧客動向も停滞しているようだ。見学会・イベントへの来場者数は、「減少」とするところが前期29%から56%と増え、逆に「増加」は18%から7%へ減った。減少傾向が顕著となっている。消費者の購買意欲についても、「減少」が27%から45%に上昇しており、マインド自体が冷え込んでいるようだ。
1〜3月の見通しは、10〜12月の実績比で総受注棟数プラス29・受注金額プラス2ポイント。
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