LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニー(東京都江東区)は、住まいの耐震化状況や大震災への備えについて、戸建て持ち家に住む既婚女性500人を対象にウェブ調査を行った。調査時期は2014年1月下旬。
自宅が耐震基準を満たしているかという問いには、過半数の55.1%が「新耐震基準を満たしていると思う」と回答。「新耐震基準を満たしていないと思う」が29.3%で、「新耐震基準自体わからない」が15.7%いた。
1981年以前に建てた木造住宅に住む67人に耐震診断を受けたか聞くと、「受けたことがある」は4.5%。耐震対策リフォームを実施したかどうかについては「実施している」は6.0%にとどまった。
大震災が発生した場合に不安を感じていることでは「水道・ガス・電気などライフラインのストップ」(73.2%)、「自宅(家屋)の倒壊・損傷」(61.6%)、「食料品・飲料品の不足」(60.8%)が上位に。
大規模災害への備えについては「十分に準備している」が2.8%、「十分ではないが、現在できる準備は行っている」が21%で、残る76%以上の人は準備不足を感じていた。
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