世界各国の環境映像が集う「グリーンイメージ国際環境映像祭」は3月20日~22日、東京・千代田区の日比谷図書文化館コンベンションホールで開く。多様な地域的・文化的背景を持つ映像制作者とその作品を招き、観客らと交流しながら環境の最前線を考えようと今回初めて開催。普段は得られない出会いを創出する。
実行委員会の宇津留理子さんによると、一時に比べ環境映像の上映会は大幅に減少、出会いの場が年々失われている。「火を絶やしてはいけない」と、昨年、運営母体の「グリーンイメージ」を立ち上げて世界各国から環境映像作品を募集。学生も含め、プロ・アマ問わず103作品を集めた。
今回上映されるのはそのなかから選ばれた10作品で、アイルランド・オランダ・ベルギー・イギリス・オーストラリア・スイス・台湾・日本から届けられたもの。里山と有機農業、海洋酸性化で変容する海、コミュニティーと文化、放射能汚染の歴史と苦闘など、多面的に環境をとらえ、訴える映像が一堂に会す。
上映後には作品のプロデューサー・監督によるトークも行われるほか、シンポジウムや特別プログラム上映も予定されている。参加費は1日1500円(中学生以下無料)。問い合わせはグリーンイメージ国際環境映像祭実行委員会TEL03・6451・2411まで。詳細はコチラから。
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