「森林・林業再生プラン」を推進する、農林水産省の「森林・林業再生プラン推進本部」は1月21日、第1回会合を開催した。森林・林業基本計画の策定に向け、今年6月をめどに施策の骨格などをまとめ、中間とりまとめを行う予定。その後、施策の具体化に向けた検討に入り、最終案をまとめ、来年3月末の閣議決定を予定している。
同プランは、2009年12月25日に公表された。今後10年間をめどに、路網の整備、森林施業の集約化や人材育成を柱として、木材の安定供給と利用に必要な体制を構築し、森林・林業を再生していくための指針として作成された。具体的な数値目標として、10年後に木材自給率を50%以上に引き上げることを掲げている。
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