パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は2月28日、業界で初めて「壁掛けタイプ」を採用した蓄電システムの受注を始める。
非常時の電源確保や節電の観点から蓄電システムを設置したいというニーズが増えている一方で、価格や設置スペースで折り合いがつかず導入を見送るケースも多い。
そこで新製品「住宅用リチウムイオン蓄電盤 蓄電容量:1kWh 壁掛けタイプ」は、戸建てやマンション、小規模店舗など狭小空間にも設置しやすい壁掛けタイプとし、約40万円と求めやすい価格を実現した。
同社製の分電盤と同等のサイズ(605x155x350ミリ)とデザインを採用。停電時には、蓄電していた電力をあらかじめ設定した接続機器へと自動で給電し、太陽光発電システムからの充電も可能という。
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