LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニー(東京都江東区)は2月20日、既婚女性7500人を対象に行った節電対策や節電意識に関する調査結果を公表した。調査時期は2014年1月下旬。
東日本大震災の後、自宅でなんらかの節電対策を行っていた人は73.1%。このうち、3年目を迎える現在も節減対策を継続していると答えた人は99.5%にのぼった。
継続している節電対策としては「無駄な照明はできるだけ消す」(87.7%)、「夏場のエアコン設定温度は28度を目安にする」(57.8%)、「冬場の室内温度は20度を目安にする」(45.3%)、「長時間の不在の場合、トイレの暖房便座や温水のスイッチを切る」(45.1%)が上位に。
継続の理由には「無駄な電力使用はもったいないから」(73.1%)、「光熱費のコストダウンのため」(69.5%)、「節電生活が定着しているから」(43.9%)があがった。一方で、震災後の節電要因として大きかった「供給電力不足に対応するため」は17.9%だった。
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