パナソニック(大阪府門真市)エコソリューションズ社は5月21日、これからの住まいのスタンダードとなるHEMS対応住宅分電盤「スマートコスモ」を発売する。
住宅分電盤内の全回路に分岐電流センサを標準搭載することで、最大49回路の測定を可能にしエネルギーの見える化がスムーズに。これまで必要だった分岐回路への計器用変流器(CT)の取り付けが不要になるため、施工時間を約77%短縮できるとする。
新築時に太陽光発電システムやエネファーム、同社製の「住宅用創蓄連携システム」(太陽光発電+リチウムイオン蓄電池)を設置する際の対応をはじめとして、将来的にこうした設備を導入する場合にも連系ブレーカを簡単に追加できる。住宅分電盤とは別に増設ボックスを設置する必要がないため、省施工で空間をスッキリ使える。
全3736品番を順次発売。税別2万7400円〜20万4000円。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。