千葉県内の地域建築業者でつくるちば木造建築ネットワーク(竹脇拓也会長)は、台風や大震災などで住まいを失った県民のために建設する木造応急仮設住宅の施工講習会を2月13日千葉市内で開催。地元の工務店から約20人、大工約40人が参加した。
当日は午前に座学として活動の意義や施工の概要について説明を受けたのち、午後は実際に木造応急仮設住宅の構造躯体を組み立てた。9坪タイプ躯体を約30人が交代で施工し、木杭打ちから土台敷き・柱立て・小屋上棟まで2時間で完了した。
竹脇会長は「地元の工務店・大工が初めて顔を合わせたが、班の連携もとても良く、指示通りに動いてくれた」と手応えをもつ一方、「実際に災害が起こった際に、どれだけの人・道具・資材が迅速に揃えられるかがカギになる」とした。
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