YKK AP(東京都千代田区)と建築家ユニットの「アトリエ・ワン(※)」は4月8日~24日、イタリア・ミラノで開催されるデザイン見本市「ミラノサローネ」に初出展する。同社が2007年から進めてきた独自の窓の研究活動「窓学」で培った知見と窓の新たな魅力を空間展示で表現する。
ミラノ大学の中庭には「カレイド・ウインドウ」と名付けた作品を展示。万華鏡のような窓の集合からなり、壁や天井が揺らめく夢幻的な体験ができるという。さらに回廊部には、窓学の調査研究で収集した世界の窓やまちなみを写真や遊び心あるしかけで紹介する。
(※)アトリエ・ワン
塚本由晴氏、貝島桃代氏による建築家ユニット。1992年に結成。「ふるまい学」をコンセプトに、人、建築や自然要素を関係づけ、生き生きとした空間づくりを実践することを目指し、国内外のさまざまなフィールドで活動。
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