独立行政法人 建築研究所(茨城県つくば市)は2014年3月7日、東京・有楽町マリオンにおいて高齢化対応や建築ストックの活用、省エネ性能評価と設計手法といった建築・住宅分野における最新情報、研究成果を発表する講演会を開催する。
テーマは「これからの建研の役割ーグリーン・安全・ストック活用・情報ー」。具体的には、2012年5月と9月に関東地域で多数の被害をもたらした竜巻被害に関する現地調査結果と竜巻を想定した設計の方向性や、住宅・建築物の省エネ設計や評価法などについて紹介する。今後の国の取り組みや、建築・住宅分野がめざす世界をいちはやく、無料で吸収できるチャンスとなる。
特別講演は、内閣府総理大臣補佐官で国土強靭化および復興等の社会資本整備、地域活性化ならびに健康・医療に関する成長戦略担当の和泉洋人氏による「国土強靭化及び成長戦略の取組みについて」。
■これからの建研の役割ーグリーン・安全・ストック活用・情報ー
日時:2014年3月7日 10:30〜16:20
会場:有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町2−5−1有楽町マリオン11F)
入場料:無料(事前登録不要)
建築研究所による講演テーマと発表者
「高齢化に対応する安定した地域居住のためのまちづくり手法」住宅・都市研究グループ・樋野公宏氏
「制度的・技術的側面からみた建築ストック活用促進のための研究」材料研究グループ・濱崎仁氏
「建築物の確認審査における電子申請対応とBIM応用の可能性」建築生産研究グループ・武藤正樹氏
「火災被害軽減に向けた取り組みの現状と課題」建築生産研究グループ・萩原一郎氏
「建築物の竜巻被害軽減に向けた研究と課題」構造研究グループ・喜々津仁密氏
「建築の省エネ性能評価と設計法の今後」環境研究グループ・澤地孝男氏
問:TEL029−879−0632/0638(内容に関する問い合わせ)
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