オムロン(京都府京都市)は4月、太陽光発電システム用パワーコンディショナのKP-Kシリーズ(屋内用)とKP-Mシリーズ(屋外用)の機能性を向上して発売する。
新たに「電圧上昇抑制制御機能」を追加。太陽光発電システムを集中的に導入にすると電力系統の電圧が一時的に上がるケースがあることから、従来は出力を抑制する機能を搭載していた。だが、この出力抑制により売電量が低減してしまうことから、電力系統側の電圧上昇を抑えることで出力抑制を働きにくくし、売電量の損失を防ぐ。
また、停電復帰時の手動復帰機能も加えたほか、2017年に予定されている電圧・周波数の新規格化に対応する「FRT」制御機能を備えている。
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