パナソニック(大阪市門真市)エコソリューションズ社は2月5日、サービス付き高齢者向け住宅事業を運営する新会社「パナソニック コムハー」を2月末に設立すると発表した。2018年には、同住宅を100棟まで拡大させる予定。
新会社は、住宅設備・電気製品・介護機器の製造販売と、介護サービスを提供する。現場からのニーズを設備・機器などの開発に生かし、建物の設計・施工品質の向上につなげる。
具体的な事業の流れは、土地を所有するオーナーを募集し、建物(2億円程度)の建設を提案。その土地と建物をパナソニック コムハーが、20年以上という長期間借り上げる。収入は、サービス付き高齢者向け住宅入居者からの住宅の賃借料、食事代のほか、小規模多機能型居宅介護の施設利用の際の介護サービス利用料、介護保険報酬など。
銀行など社外との連携を積極的に推進するとともに、入居者の空き住居を再生リフォームし、資産活用する事業展開も計画する。
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