一般社団法人健康・省エネ住宅を推進する国民会議(大阪府四条畷市、村上周三会長)は1月29日、医学的根拠のある健康・省エネ住宅の研究推進に向けたシンポジウムを東京都内で開催した。定員300人の会場はほぼ満席で、同事業に対する業界の関心の高さをうかがわせた。
シンポジウムでは、調査・研究を中心的に進める伊香賀俊治・慶応義塾大学教授と烏帽子田彰・広島大学大学院教授がこれまでの研究成果などを報告したほか、工務店、木材業界、学識者、行政がパネリストとして参加した討論会を行い、住宅と健康の関係について研究を進めることの重要性を訴えた。
同会議の活動を支援する超党派の議員連盟の顧問で元国土交通大臣の前田武志参議院議員など国会議員やその秘書も臨席した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。