(財)日本不動産研究所は11月19日、今年9月末時点の市街地価格指数(平成12年3月末を100とする)を発表した。全国平均では前回調査(今年3月末時点)と同程度の地価下落が継続していた。ただ、三大都市圏では全用途で下落幅が縮小し、特に東京区部住宅地ではほぼ下げ止まった。
六大都市の住宅地価格指数は、半年前に比べ2.6%下落し79.3となり、前年同期と比べると7.8%下落となった。東京区部の住宅地は半年前から0.5%の下落で、下落幅は6.2ポイント改善した。
全国では前回比2.0%下落の68.8で、前年同期比では4.1%下落した。
同調査は、全国主要223都市の約2000地点の地価を鑑定評価を指数化したもの。旧日本勧業銀行が開始し、今回が137回目。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。