パナソニック エコソリューションズ社(大阪府門真市)は、新成人とその親世代の住宅意向を把握するねらいで、今年20歳になる206人と、20歳の子どもを持つ45~59歳の親世代312人を対象にアンケート調査を行った。その結果、新成人の8割が「将来は持ち家」と考えていることがわかった。調査時期は2013年12月。
両世代の住居観を聞くと、新成人の79.6%が「将来持ち家が欲しい」と回答。76.2%が「一戸建てが欲しい」とし、マンション希望者(20.4%)を大きく引き離した。また、「中古物件を買って(借りて)自分好みの空間にリフォームしたい」と答えた人が25.2%いた。
親世代でもっとも多かったのは「現在の住居をリフォームしてこれからも長く住み続けたい」(55.4%)で、「現在の住居よりも駅の近くに住みたい」(20.5%)が続いた。
将来の同居については、両世代とも「同居よりも近くに住みたい/住んでほしい」が4割を超えた。
実家をリフォームする場合の希望部位については、新成人は「お風呂」(46.1%)、親世代は「キッチン・リビング」(43.3%)がトップ。実家を出た後も自分(子ども)の部屋をそのままにしたいとする人は両世代とも3割弱いた。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。