環境対応製品メーカーの元旦ビューティ工業(神奈川県藤沢市)はこのほど、山梨県北杜市にある白州技術センター(山梨県北杜市)において、太陽光発電設備のリニューアル工事を開始した。
同センターは、新製品開発や性能試験を行う拠点として1994年に竣工。今回の更改工事では、同社の太陽光発電システムの実証研究と他社製品との発電効果の比較を行う目的で、南面勾配屋根の全面および北面折板屋根に太陽光発電システムを取り付ける。具体的には、両面発電ができる「サンボース」シリーズ、モジュール裏面を通風することで夏場の発電量低下を防ぐ「元旦ウイング」を設置する予定。
年間発電量は7万kWhになる見込みで、同センターの年間使用量約3万kWhの一部をまかなうとともに余剰ぶんは売電する。
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