経済産業省は12月25日、地域経済の活性化などに貢献する中小企業などの取り組み事例を紹介する「がんばる中小企業・小規模事業者300社」の選定結果を公表した。住宅関連分野では、佐久間建設工業(福島県三島町)、都田建設(静岡県浜松市)、住まいず(鹿児島県霧島市)などが選ばれた。
佐久間建設工業は、山林に関連する企業・個人とグループを作り、地域材を活用した木造住宅建築事業が地域の関連産業の活性化に貢献したとして選ばれた。都田建設は、住宅建設を通じた顧客への「おもてなし」で利益率の高いビジネスモデルを実現していることに加え環境配慮による地域貢献などが評価された。住まいずは新建材を使用しない自然素材を中心とした地元の材料を使用した家づくりが地域活性化繋がっていることなどが選定理由。
古材事業を展開するヴィンテージアイモク(愛媛県松山市)や集成材製造の国内最大手で木質バイオマスなどにも取り組み銘建工業(岡山県真庭市)も選ばれた。
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