富士経済は住宅分野のエネルギー源の方向性と注目住設機器の市場動向について調査を行った。調査によると、2008年度の新築のオール電化住宅は、前年を4.9%下回り29.3万戸だった。一方、既築住宅のオール電化実績は08年度29.7万戸と高い成長を示している。電力各社は、有力リフォーム事業者や地場工務店、電器店に電化リフォームを積極提案して新たなチャネル拡大に向けた取り組みを強化している。
09年度は、新築は横ばいの29.3万戸、リフォームは32.3万戸と8.8%増を見込む。また、15年度のオール電化住宅の累計戸数は762万戸、オール電化普及率は15.4%と予測した。
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