LIXIL(東京都千代田区)は12月1日、既存マンションに多い75ミリ径の換気口に対応する消音ボックス「クレール75」を発売する。
既存マンションの窓改修では、アルミ製単板ガラス窓から断熱複層ガラス窓などに取り替えるケースが増えている。改修により気密・断熱性が高まるために、換気が不十分だと結露発生の原因となりやすい。この結露の問題を解決したくても、交通騒音・工場騒音などの影響から換気口を閉めたままにしている住宅が多く、十分に換気が行えていない現状があるという。
新製品はこうした問題を解消。ボックス内部の遮音構造と吸音材の組み合せにより500Hz前後の音域に対する遮音性を高めながら自然換気を両立。
新築マンションの換気口に多い100・150ミリ径タイプはすでに発売していることから、今回は改修用として要望の多い75ミリタイプをラインアップした。
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