一般財団法人 太陽光発電システム鑑定協会(東京都千代田区)は2014年1月末をめどに、使用済みの太陽光パネルを回収し再資源化するサービスを開始する。
同協会は、使用済み太陽光パネルの廃棄について次のような課題があると指摘。
(1)鉛などの有害物質が含まれている場合がある
(2)アルミニウム、ガラス、銀などの再資源化が可能であるにも関わらず全国統一の廃棄ルールがなく、一部地域では一般廃棄物として粉砕・埋立処理されている
(3)戸建て住宅の再資源化には10万円以上かかる
これらを解決するため、ガラス再資源化協議会や精錬会社と連携し、型式を問わず使用済み太陽光パネルの回収から再資源化までを一貫して受託するしくみを構築する。また品質に問題がない場合にはリユースも行う。こうしたサービスは国内初の試みという。
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