大和ハウス工業(大阪府大阪市)は11月8日、創業60周年を迎えるにあたりグループの2013〜2015年度の「第4次中期経営計画」を策定。その内容を公表した。
それによると、第3次計画(2011年4月〜2014年3月)で取り組んできた「グループの成長によるシェア拡大、グルーバル化への展開加速、グレートカンパニーの実現」の3Gに、第4次は「スピード、安全安心、持続可能」の3Sを加えるとした。
戸建て住宅事業では、新工法・新商品の投入による建て替え市場の販路拡大、スマートシティの開発促進により、2012年度の売上高3511億円から2015年度は3580億円をめざす。
賃貸住宅事業では、首都圏の営業体制と女性向け賃貸の強化を掲げ、2015年度の売上高目標は2012年度5925億円を大きく上回る8000億円とした。
また住宅ストック事業については、築20年以上のOB顧客への提案を強化するほか、インスペクションの実施や一般市場販売チャネルの拡大などに取り組むとした。2015年度の売上高目標は950億円(2012年度は764億円)。
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