アキレス(東京都新宿区)は11月11日、断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム「アキレスエアロンFR-FO」を北海道で発売する。
地球温暖化防止をめざし、吹付け硬質ウレタンフォームのノンフロン化に向けた動きが活発化している。断熱材業界では現在、断熱性能と環境低負荷を両立する第4世代の発泡剤として「HFO」(ハイドロフルオロオレフィン)を採用した商品開発が進められており、今回の新商品はその先駆的な存在となるという。
いま市場に出ている吹付け硬質ウレタンフォームは、オゾン層破壊係数はゼロでありながら地球温暖化係数が高い代替フロン(HFC)タイプと、断熱性能が代替フロンに劣るノンフロン(水発泡)タイプの2種類に分けられる。新商品の「アキレスエアロンFR-FO」は、これら両方のデメリットをクリア。地球温暖化防止に貢献しながら、従来のノンフロンタイプよりも断熱フォームの厚みを薄くすることに成功。室内空間の有効利用が可能になる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。