国土交通省は10月31日、今年9月分の住宅着工統計を発表した。
これによると今年9月の新設住宅着工戸数は8万8539戸で13カ月連続増加。季節調整済年率換算値は104万4000戸となった。
持家は3万2128戸で14.2%増加。貸家は3万1982戸で21.5%増。分譲住宅は一戸建てが1万1396戸で12.4%増加、。マンションが1万2497戸で35.6%増加となった。
国土交通省では「リーマンショック以降の穏やかな持ち直しが、消費マインドの改善などにより堅調に推移している」とした。一方で今後の先行きについては「雇用・所得環境の推移、東日本大震災の復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向など引き続き慎重に見極める必要がある」と注意を促した。
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