旭ファイバーグラスは7月1日、住宅や不動産分野のコンサルタントらとともに「家づくり見える化プロジェクト」を発足した。
家づくりが施主にとって「ブラックボックス化」している分からないことが多く、満足のいく住まいを手に入れることが難しい、という現状に対応するもの。当プロジェクトが家づくりの経験者828人を対象に実施した意識調査では86%が「家づくりはわからないことだらけ」と感じていることが明らかになった。
同プロジェクトでは「家づくりの見える化」をすすめる4つのポイントとして、「プロセスの見える化」「各自の役割の見える化」「見えない箇所の見える化」「住んでからの生活の見える化」に着目。この4つについてつくり手と施主の齟齬を解消していくため、ホームページやセミナーなどを通じて、アンケート調査結果、研究成果、その他の知見を発信していく。
プロジェクトの運営を支援する旭ファイバーグラスは、発足記念として同社グラスウール断熱材「アクリア」1棟まるごと10社分を無償で提供する。
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