セコム(東京都渋谷区)は、グループ会社2社(デイサービスのセコム医療システム、サービス付き高齢者向け住宅の荒井商店)と協同で、高齢者向けの複合施設「セコムカレアあざみ野」を竣工。11月1日からサービスの提供を始める。
サ高住、デイサービス、地域交流スペース、レストランなどが一体となった新しいコンセプトの高齢者向け施設。サ高住では、救急時や体調に異変を感じたときに専用端末からセコムに通報する「セコム・マイドクタープラス」のほか、生活動線上にセンサを設置して一定時間以上動きが確認できない場合に通報する「ライフ監視機能」を導入した。
施設全体が加齢による変化に対応できるよう計画されており、たとえばサ高住に暮らしながら通所介護が必要になれば、デイサービスを利用することも可能とする。将来的には、同社の訪問看護や訪問介護ステーションの開設も予定している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。