再生職人機構、既存木造建物向け建物再生普及システム始動

　ＮＰＯ法人再生職人機構は、一般ユーザー向けに「建物再生診断」と「住宅履歴管理システム」の新サービスを、６月１日より開始する。

　「建物再生診断」は、建築の専門家と不動産の専門家の診断による診断結果をもとに、同機構が総合的な視点から良質なストック建物への再生の診断を実施。診断結果は、建物再生診断書としてユーザーに提供する。

　また、「住宅履歴管理システム」では住宅履歴の作成・管理を行い、サーバー上で履歴情報の保管・管理をするシステムを運用。同機構の会員企業に対しては、このシステムの利用を会員価格で提供する。

　本システムは、国土交通省「平成２１年度（第１回）長期優良住宅先導的モデル事業」に採択されている。