芝浦工大提案の「２０３０年の家」、経産省のＺＥＨ実証事業で採択

　芝浦工業大学（東京都江東区）はこのほど、経済産業省資源エネルギー庁の平成２５年度「住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業」の一環として行われる「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ＺＥＨ）の標準化に係る調査・実証事業」に採択された。
　
　この事業は、ＺＥＨに関する先進的な技術をいち早く展開できるよう、技術開発や実証を進める目的で行われるもの。芝浦工業大学は２０１３年の家をテーマにしたプロジェクト「母の家２０３０ー呼吸する屋根・環境シェルターによるシェア型居住スタイル」を提案、採択を受けた。

　今後はパナソニック、アーキテック・コンサルティング、銘建工業、丸宇住宅資材、旭木材工業、サイバーステーション、ＪＦＥロックファイバー、フルハウス・イグゼ、東京ガスとともにモデルハウスを建て、実証データ収集などを行う。

　なお、モデルハウスは、２０１４年１月２９～３１日に東京ビッグサイトで行われる「ＥＮＥＸ２０１４」において展示される予定。