不動産事業のハウスドゥ(東京都千代田区)は10月1日、持ち主が自宅に住み続けながら家を売却できる新サービス「ハウス・リースバック」の提供を始める。
住まい手が所有する住宅をあらかじめ居住期間を設定したうえで同社が買い取り、売却後はリース契約を結んで賃料を払いながら期限まで従来通りに住み続けられるシステム。
売買仲介ではなく売却であるため仲介手数料が要らず、売却時には現金一括で代金を受け取ることが可能。売却後のメンテナンスは同社がフォロー、買い替え時に仮住まいを探す手間・コストを省けるメリットもある。
老後資金の捻出のほか、家の買い替えをしたいが手付金がないというケース、売却をしても子どもの学区を変えたくないというケース、引っ越しはしたくないが一時的にお金が必要といったケースにも利用できる。また、契約期間終了時に買い戻すことも可能という。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。