矢野経済研究所(東京都中野区)は9月25日、2013年第2四半期(4〜6月)における住宅リフォーム市場調査の結果を発表した。
ここでいう住宅リフォーム市場とは、「10m2超の増改築工事」「10m2以下の増改築工事」「設備修繕・維持関連」「家具・インテリア等」の4分野を指す。
それによると、13年4〜6月の市場規模は1兆8310億円(速報値)で、前年同期比5.6%増と推計。第1四半期の好調が続いており、08年以降の第2四半期としては最も高い市場規模という。
13年の市場規模は6兆1000億~6兆5000億円と予測。最近の新設住宅着工が好調に推移していることから消費増税前の前倒し需要が顕在化しているとし、下期〜14年3月にかけてはリフォーム市場も拡大するとした。ただし、長期にわたりリフォーム市場の好調が続いたケースはほとんどないため、リフォームしたいマインドが息切れする可能性についても指摘した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。