富士経済は、住宅・オフィス・店舗などに利用される一般照明を含む光源市場について2009年3月までに市場調査を行い、このなかで世界の照明市場が従来の白熱電球から、白色LED、有機ELへと徐々に移行していくという分析を発表した。
調査では、今後環境負荷の点から脱白熱電球が進み、代わって長寿命・低消費電力などの実用性や環境対策の製品イメージからLED照明の需要が増加。さらに、効率と寿命が飛躍的に向上し面発光を可能とする有機EL照明が市場を活発化させると分析した。
とくに有機EL照明は2011年頃から欧州や北米市場で需要が起き、日本国内では12年に市場形成が始まるとし、その年の国内の有機EL照明需要を20万台(100億円)と予測した。
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